来年1月開催する北澤潤「You are Me」を公開

奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良2019-2020」

●奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」を2019年度も開催。今年度はインドネシアの日常を奈良に出現させる北澤潤氏のプログラム「You are Me」を、2020年1月10日(金)~2月1日(土)に奈良市内の各所で開催。
●本プログラムはAIR(アーティスト・イン・レジデンス)として、北澤氏とともにインドネシアのアーティストや建築家ら3人がスタッフとして来日し、奈良市内に滞在。滞在期間:令和元年1月4日(土)~2月5日(水)を予定
2016年に行われた「東アジア文化都市2016奈良市」のレガシィを未来につなぐため奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」を2017年から毎年度、開催しています。
本事業ではこれまで「生活」に着目し様ざまな現代アート作品を展開してきました。
今年度は「創造する主体」として市民を巻き込んでいく次なるステップとして、インドネシアの日常を奈良に出現させる北澤潤氏のプログラム「You are Me」を実施します。

トピックス
  • インドネシアのジョグジャカルタを拠点に、国内外で活躍するアーティスト北澤潤氏がならまちを中心に5つの作品を展示します。
  • 本プロジェクトは、アーティスト(北澤氏)とインドネシアのスタッフが奈良に滞在し、AIR(アーティスト・イン・レジデンス)として実施します。
※AIR(アーティスト・イン・レジデンス):芸術家が地域に滞在し制作活動を行うこと

参加アーティスト 北澤 潤(きたざわ じゅん)氏 について

 

 

 

北澤氏はこれまで、行政や学校、町内会やNPO等と協働したプロジェクトを国内外各地で展開されてきました。
日常性に問いを投げかける場を地域の中に開拓する独自の手法によって、社会に創造的なコミュニティが生まれるきっかけづくりに取り組んでいます。
継続性を重んじた近年のプロジェクト群は、その活動が日常に浸透し、地域の生活文化として営まれていくことを目的としています。
観光地としての奈良、生活空間としての奈良、多面性を持つ奈良のまちにインドネシアの日常が出現することで感じる「違和感」を通じて、奈良を再発見するプログラムです。

プロフィール
美術家。1988年東京生まれ、ジョグジャカルタ拠点。
合同会社北澤潤八雲事務所代表、STUDIO BELIMBINGディレクター。
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
さまざまな国や地域でのフィールドワークを通して「ありえるはずの社会」の姿を構想し、多様な人びととの立場を越えた協働によるその現実化のプロセスを芸術実践として試みる。
2016年に米経済紙フォーブス「30 Under 30 Asia」アート部門選出

アーティスト・イン・レジデンス&美術展示
北澤潤「You are Me」

 



会期
2020年1月10日(金)~2月1日(土)

内容
国内外のさまざまな地域の商店街や学校、団地などで、そこで過ごす人々とプロジェクトを行ってきた北澤潤氏は、そこにある日常を揺さぶる問いを投げかけてきました。
今回は、三輪人力車、移動式屋台や鳥かごなどのインドネシアの事物を、創造的に捉え直し、奈良に持ち込みます。
奈良と異国の日常の時間や風景が重なるひとときを体験しながら、身近にいる「他者」との違いを乗り越え、そこにある微かな重なりを見出して楽しむ機会をつくりだします。

1月10日(金) オープニング関連企画
16時:アーティスト北澤潤氏とプログラムディレクター西尾美也氏による作品鑑賞ツアー
17時:「You are Me」オープニングイベント(会場未定)
 

「You are Me」各作品紹介
ロスト・ターミナル-LOST TERMINAL

 

 


時間
いつでも鑑賞可能
※試乗会は土日祝10時30分~12時(当日会場で申込)

会場
ならまちセンター芝生広場 ほか

内容
インドネシアの活気あふれる路上の風景の象徴である三輪人力車「ベチャ」をモデルに、現地の職人と乗り物を製作。
奈良まで輸送し、「失われた発着場」を日本のまちなかにつくりだします。


フラグメンツ・パッセージ-FRAGMENTS PASSAGE
 


時間
10時~17時
※おすそわけ参加は火・木曜休み

会場
春日大社大宿所

内容
仮設の細道に足を踏み入れると、持ち寄ったものを自由に「おすそわけ」し合う市場が広がります。
インドネシアの伝統的な市場の風景のように、通路(パッセージ)はものや人が留まり行き交う不思議な空間へと変化していきます。
※むかし旅先で買ったお土産、気に入っていたけど使わなくなった日用品などぜひおすそわけを持って足をお運びください。

ノーウェア・オアシス-NOWHERE OASIS


時間
14時~17時
※火・木曜休み

会場
餅飯殿センター街 ほか
※屋台の出現場所は公式SNSで告知します。

内容
古都ジョグジャカルタに点在する屋台「アンクリンガン」が奈良の商店街に出現。同地の路上風景がプリントされた特製シートで覆われた屋台はインドネシアのインスタントドリンクやスナックをつまみくつろぐ場となります。

地球の鳥かご-Birdcage of the Earth


時間
いつでも鑑賞可能

会場
餅飯殿センター街近辺の路地
※会場詳細は、公式ウェブサイトに掲載します。

内容
ジャワ島でよく見かける鳥かごの布を地球の柄に差し替え、店の軒先に地球の鳥かごを吊り下げます。
すべての生物を包むケージ(籠/檻)とも言える地球のイメージを用いることで人間と動物の所有の関係を捉え直します。

ひとときのミュージアム-MOMENTARY MUSEUM


日時
2020年1月18日(土)14時~15時30分
※雨天の場合は1月19日(日)に延期

会場
平城宮跡 朱雀門ひろば

定員
20名(先着・事前申込優先)

申込
公式ウェブサイトより(https://kotohogunara.jp/

内容
平城宮跡でアルファベットが描かれた凧を参加者みんなで飛ばし、風景に「ひととき(momentary)」のメッセージを掲げます。
飛ばすことが難しいジャカルタ製の凧によるメッセージは楽しくも儚く浮かび消えていきます。

 
主催
奈良市アートプロジェクト実行委員会、奈良市

後援
在大阪インドネシア共和国総領事館、奈良県立大学

協力
一般財団法人奈良市総合財団、アンクルン音楽クラブ con brio、春日大社、奈良市下御門商店街協同組合、奈良もちいどのセンター街協同組合、日本・インドネシア友好協会奈良、平城宮跡管理センター、吉田勝紀氏

プログラムディレクター
西尾美也氏
(美術家、奈良県立大学地域創造学部准教授) 
 

 

AIR(アーティスト・イン・レジデンス)について

概要
本プログラムは芸術家が地域に滞在し制作活動を行うAIR(アーティスト・イン・レジデンス)として実施します。
北澤潤氏とともにインドネシアのアーティストや建築家らがスタッフとして来日し、会期中、奈良市内に滞在し、作品の制作や運営を通じて市民をはじめ来場者と交流を図ります。
インドネシア人スタッフ:3人

滞在期間
令和元年1月4日(土)~2月5日(水)(予定)

滞在場所
奈良市内のウィークリーマンション

アーティスト・インドネシアスタッフの取組みについて

アーティストによる事前視察
作品構想のため、令和元年7月7日(日)から10日(水)まで北澤氏が奈良市内の会場候補地を視察するとともに、奈良在住のインドネシアや東南アジアからの移住者、国際交流団体との面会を行いました。

作品制作
令和2年1月4日(土)に北澤氏とインドネシアスタッフが来日。
春日大社大宿所を拠点に5作品の制作や運営準備を行います。

北澤潤「You are Me」会期中(1/10-2/1)
ロスト・ターミナル-LOST TERMINAL/ならまちセンター
インドネシアの三輪人力車「ベチャ」をモデルにした乗り物の試乗会(土日祝10時半-12時)を、アーティストやインドネシアスタッフと一緒に行います。

フラグメンツ・パッセージ-FRAGMENTS PASSAGE/春日大社大宿所
持ち寄ったものを自由に「おすそわけ」する市場では、アーティストやインドネシアスタッフが来場者と一緒に「おすそわけ」を楽しみます。

ノーウェア・オアシス-NOWHERE OASIS/餅飯殿センター街 ほか
ジョグジャカルタで見られる屋台「アンクリンガン」が商店街に出現し、アーティストやインドネシアスタッフがインドネシアのドリンクやスナックをふるまいます。

ひとときのミュージアム-MOMENTARY MUSEUM/平城宮跡 朱雀門ひろば
インドネシアの日常で見られる凧にアルファベットを描き、みんなで飛ばします。
アーティストやインドネシアスタッフも来場者とともに参加します。
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